こんにちは。とし(長友)からバトンを受け取りました。新3年の浜口笙です。最近、僕の同期にはやたらと春が訪れています。彼もその1人です。こういうのは連鎖するのでしょうか。僕の気まぐれで企画したドラマの編集ありがとうございます。

 早いもので僕の大学生活はもう後半戦に差し掛かろうとしています。1個上の先輩が就活に奮闘をしているのを見ると大学生の終わりも近いのかと悲しくなります。流石に気が早いのかもしれませんが、とにかくこの2年間はあっという間でした。

 さて1年に1度の部日記、頻度は少ないのに毎回何を書こうか迷います。部日記を楽しみにしている人たちはどんな内容を読みたいのでしょうか。そもそもどんな人がこの部日記を読んでるのでしょうか。そんなことを考えた挙句、毎回くだらないことを書いてしまいます。今回は前回の僕の部日記が去年の夏だったのでその後の対抗戦についてと新入生に向けてのメッセージを書いていこうと思います。

 正直、去年の対抗戦は結構しんどかったです。チームが勝てないのは一番辛かったし、僕自身も思うようなパフォーマンスができない試合が続きました。第3節の明学戦以降、人生初の12番に挑戦し、割とハマっていた部分もあった気はしますが、結局対抗戦ではノートライに終わり、ちっとも満足できるような結果ではありませんでした。

 特に最終戦の上智戦が一番悔しかったです。僕のコンバージョンキックは後半途中まで0/2、後半残り数分、9点差の場面で大事なペナルティゴールを外し、最後1分でトライ後のコンバージョンは成功しましたが、そのまま2点差の敗戦。数字的には僕がもう一本でもコンバージョンを決めていたら同点。ペナルティゴールを入れていたら逆転でした。

 対抗戦の後半戦からラグビー人生で初めてキッカーを務め、最終戦にしてキッカーの責任の重さを痛感しました。1年間ハードワークしてきたことには間違いないし、キックの練習だってキッカーを任されてからは毎日のように蹴っていました。それでもどこか甘かった。足りなかった。昨シーズンの僕の一年が集約されて、顕れたようでした。

 去年を振り返るとまず出てくるのは悔しい気持ちです。でも嬉しかったこともいっぱいあるし、何よりそういった喜怒哀楽の日々はめちゃくちゃ楽しかったです。なんかネガティブなことばかり言ってますが、勝って喜ぶのも、負けて悔しいのも僕に充実感を与えてくれます。ただもう負けて悔しい思いはしたくないので、今シーズンこそは勝つ喜びに溢れたシーズンにしたいと思います。みんな頑張ろう。

 これを見ている新入生がいるかわかりませんが、もし見ているのならばラグビー場に来てみてください。どんな立場であれ、ラグビー部員はみんな僕と同じように充実の一年を送っていたと思います。真に魅力が現れる瞬間は新歓イベントではないかもしれませんが、僕たちは全力でラグビーの魅力、楽しさを伝えます。雰囲気もどこの部活にも負けないくらい良いものだと自信を持って言えます。新入生が楽しめるように僕たちは色々なイベントを用意しますが、その中でも是非グラウンドに足を運んでみてください。グラウンドが僕らの魅力を最大限伝えられる場だと思うからです。最高の4年間を過ごせるのではという期待を新入生のみなさんに提供できるよう頑張ります。

 現在、一橋大学ラグビー部各種SNSで絶賛配信中のスペシャルドラマ「ラグビーやろうぜ!」で主人公神原の「せっかく一橋に入ったんだ。適当に勉強して、就活する道もあったんだ…それでもおれはラグビーを選んだんだ!」というセリフがあります。世間ではスポーツよりも圧倒的に勉強のイメージが強い一橋に入ったのに、僕らがラグビーをするのは何故か。それは単にラグビーというスポーツが魅力的であり、周りにいる仲間と一緒にいたいから、それだけなんだと思います。僕たちはラグビーなんかしなくても勉強さえしていれば賞賛されるのかもしれません。それでも楽しいからって理由だけでラグビーをしています。ラグビーは僕らの人生をより豊かにしてくれるものです。新入生のみなさん、僕たちとわざわざラグビーしてみませんか?

これくらいで僕の部日記は終わりとしまして、次回は最近ラグビー部に復帰して、プライベートも充実したらしいみさきちゃんです。ちょろっと書くだけじゃなくて、パッション全開の部日記をお願いします。

僕はこれから4年生方の卒業式に向かいます。4年生の皆さんご卒業おめでとうございます!2年間ありがとうございました!