二村から回してもらいました、4年マネージャーの竹内亜弥です。

どこにいってもクール?などと最初は言われますが、中身は本当にそんなことないと思います。話すと面白いと言ってくれて嬉しい限りです。二村との1番の思い出は、かなり前の部活後に珠羽と3人で語りあったことです笑。恋愛話に花が咲いて、かなり遅くまで話していたことを覚えています。楽しかったー、またその3人でも違うメンツでも、みんなででも語り合いたいですね。

今回は最後の部日記ということもあり、今までの感謝の気持ちを綴ろうかなと思います。

入部して初めての部日記を書いていた時、4年になったら何を思い最後の部日記に向かうのだろうと考えていましたが、ついにその時がやってきました。いやー、本当にあっという間でした。私は1年生の7月くらいに入部したので実際の期間は3年半ですが、入部したのが昨日のように感じるというのは言い過ぎだとして、リアルに2ヶ月くらい前のことのように感じます。以前同期マネの珠羽や愛寧と「4年になるのなんてあっという間だよね、瞬きしたらもう最高学年になってそう」と話していたことが懐かしいです。そんな風のようにすぎた4年間(3年半)は本当に濃く、かけがえのないものでした。私はこの一橋ラグビー部を通してたくさんの人と出会い、たくさんのことを学び、お金では買えない人生の宝物を手にしたと思います。

入部前、私はラグビーなど全く知らず、というかラグビー以前にスポーツを全体的によく知りませんでした。東京ドームが比較的近所にあるので、一度野球を観戦したことがあるくらいで興味もあまりありませんでした。それまで経験したことのあるスポーツも水泳やスキー、スノーボードなどの個人競技ばかりでチームスポーツに関わることがない人生でした。そんな私が大学生になって何か新しいことを始めたいなと思い、見つけたのが高校生の時から気になっていたマネージャーというものでした。中高と女子校だったためマネージャーというシステムがそもそもなく、経験する機会がなかったのでせっかくだし!と思い、よくもわからないラグビー部にマネージャーとしての入部をなんとなくで決めました(すみません)。見学に行った時に案内してくれたマネージャーが、同じ津田塾の先輩である真甫さんでした。また部活後のご飯に何人かのプレーヤーと一緒に連れて行ってくれたのがこちらも同じ津田塾の咲陽さんでした。津田塾での新歓などについて3人で話すこともよくあり、今でも時々、また会いたいな、あの時のことをまた一緒に話したいなと思います。入部当初からよく気にかけてくださり、あやてぃーという謎の愛称でたくさん呼んでくださって嬉しかったです笑。そんな私ももう後半年で社会人になります…この部日記を読んでいるかどうかは分かりませんが…またご飯連れて行ってくださいね!!!また、当時の最上級生であるめいみさん、砂都さんにもたくさんお世話になりました。何もわからない私に細かく仕事を教えてくださり、私が不安でも「やってみたらできる!あやちゃんならいける!」と背中を押してくださったから今の私がいると言っても過言ではありません。とてもありがたかったです。自分が入部した年が島田組で本当に良かったと、心の底から思います。

私は同期で唯一の津田塾生ですが、最初から最後まで孤立感などは全く感じることはなく部活に全うできたのは、受け入れてくれた同期や先輩方のおかげです。当時は、今と比べマネージャーの人数がかなり少なかったこともあり、急に現れたよく分からない新入生の私を、部の全員が歓迎してくれたことを覚えています。ありがとうございました。また入部してからというもの、どんどんラグビーが好きになり試合もたくさん観に行くようになりました。テレビや携帯でも暇があったら試合を観て、今ではラグビー観戦が趣味の一つです。こんなに面白いラグビーというスポーツに出会わせてくれたという点でも、ラグビー部には感謝しかないです。

そんな、ラグビーも好きで部活も楽しくて最高じゃん!という気持ちで多くの日々を過ごしてきた私ですが、気分が沈んで色々やめたくなる時期もありました。元々胃が小さくなりやすい体質で少しのストレスで何も食べられない日もあったりして、部活から離れようかなとちょびっと考えたことも実は何回かありましたが、今では休まずに続けていて良かったと思います。離れることを考えるときがありながらもずっと続けられたのは、やはり同期マネージャー二人の存在が大きいと思います。これは二人だけでなく部員全員に言えることですが、部から離れた場合、同じ目標に向かって団結していた仲間たちを失う、というのは言い過ぎかもしれないですが、その人たちと気持ち的に離れてしまうのは部を去る代償として大き過ぎると感じました。そんな大切な仲間の中でも特に珠羽と愛寧は、1年生の時から共に成長してきた仲間であり、尊敬できる二人です。二人の部活への熱量と自分の仕事へ真摯に向き合う姿はもちろんのこと、胸に秘めた部活へのアツい思いを話していて感じる時、かっこいいなと心から思います。尊敬できる同期としてだけでなく、友達としても仲良くなれて本当に良かったです。多分、私は二人がいなければこの部活でやっていけなかったと思います。今こうして部日記を執筆していますが、文字を打ち込みながら二人との思い出が頭の中で溢れ出てきて、胸が熱くなっています。3人で理想とするマネージャー組織を語った夜も何度かありましたが、今そんな私たちが最上級生である組織が、後輩たちにとっても理想であればいいなと思います。初めて後輩ができた時は3人ともかなり色々と思い悩んだけど、今ではあの時のことを思い出して笑えるくらいに後輩たちとも仲良くなったね笑。

私たちが後輩指導で悩んでいた時、今の3年生には本当にご迷惑をおかけしました…申し訳無かったです。今ではそんな3年生の二人にいつも支えられていて、本当に頼りになる存在です。来年の組織を想像するのがもう楽しみです。二人のずっと成長し続ける姿が頼もしくて感動させられるし、私たち4年が気づかない点も教えてくれたり、新たな視点の意見をくれたりと、本当に助かっています。二人とも元から責任感がとても強く、真面目で、部活のことを考えている二人の姿に感動させられたことが何度もあります。ありがとう。来年は最上級生になり、部活の先頭を走る存在になって、忙しくなったり悩みが増えたりするかもだけど、絶対に二人なら大丈夫だし、お互いを支え合っていってほしいです。頑張って!!

2年生も本当に入部当初から頼もしい子ばかりで、日々頼りにしています。来年には上級生、さらには4年生を支える学年として、今よりももっともっと成長していくんだろうなと思うと、実際にこの目でその成長を見たかったなあとも思います。また新歓学年として、組織のことを今までよりも一層考えていくことが増えると思います。それはもちろん楽しいことだし、その一方で大変でもあるから頑張ってください。応援しているよ!また色んなこと、気軽に話そうね〜LINEしてね〜

1年生は、あと2ヶ月くらいしか部活を共にはできないのが残念だけど、本当に頼もしくて面白い子たちなので、2年生になっても組織に新たな風を吹かせ、刺激を与え続ける存在でいて欲しいです。私と違って入部前からラグビーが近い存在のみんなは、部にとって特にありがたい存在なのでぜひ大学生活4年間をこの部と共に過ごしてくれたらな、と思います。これから学年として、マネとして、個人として、それぞれの悩みや壁にぶつかることもあると思うけど、一人で悩みたければ一人で解決するも良し、仲間に話したければ人に相談するも良し、一人一人の解決の仕方があるので自分に合ったやり方で、乗り越えて行ってほしいです。でも別に無理に乗り越えようとしなくてもいいです。自分の人生だから自分のやりたいようにやってください。応援しています!頑張れ!!

なんかもう一緒に部活しないような書き方をしてしまいましたが、まだもうちょっといさせてください汗。みんなとマネージャーとして一緒に部活ができるのはあと少しの期間だけど、最後までやり抜くので、一緒に最後まで4年についてきてくれたら嬉しいです。残す対抗戦4試合、真剣に、万全に、楽しんでいきましょう!

さてここまでマネージャーに関して長く綴ってきましたが、ここからは部員全体の話をさせてください。

私は前述した通り、今では趣味の一つとなるくらいラグビーが好きですが、もちろんプレーなんてしたことがありません。女子ラグビーの試合も時々覗いてみたりはしますが、もし自分がやるかと聞かれたら当たり前に躊躇します。時々、プレーヤーの自主練などで蹴り返しを頼まれたりもしましたが、キック一つがもう難しすぎます。パスやタックルなんてラグビーの基本かもしれませんが、近くで練習を4年間見ているだけじゃ本当の難しさや実際のタックルの重み、恐怖なんてわかる訳がないですね。そもそもサッカーや野球のまん丸なボールとは違い、あの奇妙な楕円形のボールを自分の思うようにコントロールするのは本当に難しいと思います。ラグビーというスポーツの存在や仕組み、ルールが私の中で当たり前になった今でも、実際にプレーしている人たちには尊敬しかありません。また、体が大きければ、精神力があればできるようなスポーツではなく(他のスポーツもそうではないにしろ)、戦術などを研究・実践しながらサインを考えその場その場で対応していくという、パワーも頭脳も必要という点がラグビーの魅力的な部分ですが、プレーヤーが当たり前にそれをこなしていることに毎度驚かされ、感動します。マネージャーとして近くで怪我や体調、さまざまな理由で一旦プレーから離脱せざるを得ない状況に置かれるプレーヤーを何人も見てきましたが、それでも多くがこの部活に、試合に、復帰を決めるほどの感動や魅力がラグビーにはあると思うと、やはり素晴らしいスポーツだなと改めて感じます。どんな形であれ、人生の夏休みと言われる大学生活という貴重な時間をラグビーに費やす覚悟を決めた部員たちは、誰よりもかっこいいと思います。そんなみんなと出会えてよかったです。みんなが元気に仲良くしている姿をみると、この部活に入ってよかったなと心の底から思うことができます。ありがとう!

またチームスポーツとして、そのチームを作り上げるメンバー全員の思いと絆が大事なことも4年間で学びました。ここでのチームを作り上げていくメンバーとはプレーヤーはもちろんのこと、マネージャーやトレーナー、コーチの方々、OBの方々、また私たち部員の家族などどんな形であれ繋がっている全ての人々のことです。一つの試合をするにしても、相手校がいなければ始まらないし、会場がなければ試合さえできないです。言い過ぎかもしれませんし、私はマネージャーの一人でありプレーをする身ではありません。しかし一橋ラグビー部の一員である以上、プレーはしないにしろ試合を作り上げる一要員としてスポーツマンシップである感謝の心は常に持っておきたいなと思っています。この気持ちと考えはこの4年間の部活動を通して学びました。残りの4試合でもこの心持ちを忘れずに取り組んでいきたいと思います。いつも支えてくださっている皆様、本当にありがとうございます。これからも応援のほど、よろしくお願いいたします。

最後に、同期へ。

ついに4年間の集大成、最後の対抗戦が始まって残すは4試合だね。まだ終わりじゃないけど今まで本当にお疲れ様でした。みんなを誇りに思います。プレもマネも最後まで気を抜かずに駆け抜けましょう!

勝利が全てではないかもしれないけど、やはり勝ちたいです。結果はどうであれ、全員が自分たちの部活生活に悔いを残さずにやり切れたら最高だよね。あとは楽しもう!

初期から他の代と比べのほほんとしていると言われ続けた代ですが、本当にみんなが同期でよかったです。優しくて、変わっていて、比較的静かだけど胸に秘めたる思いはアツいみんなと話している時が楽しくて、あと2ヶ月くらいで来る引退をもうちょっとだけ先延ばしにしたいです。大学時代の仲間は社会人になっても続くとよく言うけれど、それぞれの進む道がバラバラになってもまた集まって、楽しく話し合える仲で居続けたいなと思っています。私だけかもだけど。とりあえず楽しかったです!みんなありがとう。次の武蔵戦頑張ろうね!!マネージャーも万全の準備で臨みます。

さて、次の部日記は大に回したいと思います。大は1、2年の時は人物像が本当に掴めなくて、まともに目を合わせてくれないしあんまり喋ってもくれないしどうしようと思っていました。慣れたのか、3年生になったくらいから沢山話してくれるようになって嬉しかったです。面白過ぎるしミステリアス過ぎるけど、本当に良いやつすぎるというのもまた事実です。大は人への感謝の気持ちをしっかりと言葉にする人だなと思います。大の温かく優しい人柄が、周りのみんなから愛される理由なのだと思うし、一橋ラグビー部で一番の愛され者と言っても過言ではない気がします。初期はシャイ(?)でホームページに掲載することさえ拒否されていましたが、今ではSNSの出演も快く受けてくれて広報担当としても感謝です。

そんな大は最後にどんなことを綴ってくれるのでしょうか。楽しみにしています!