光咲ちゃんからバトンを受け取りました新三年の岩下です。彼女は僕のつまらない話にいつも腹を抱えて笑い転げてくれるので、話していてとても気持ちが良くなります。そんな彼女が休部すると聞いた時、少なからず僕は悲しくなりました。というのも、光咲ちゃんがいなくなるということは去ることながら、13人から始まった同期が当時すでに9人になっていたからです。ただ今では戻ってきてくれて、あんなにも感動的な部日記を書いてくれて嬉しい限りです。このまま最後はかずまも戻ってきて10人で終われるといいなあなんて思います。
少し感動的?な始まりを迎えましたが、しんみりした日記は最後だけにしたいのでここからは楽しい話を書いていきたいと思います。
「日記」というと毎日日記を書いているという同期の松尾くんの顔が思い浮かびます。僕は現役の時に受験で失敗して、浪人を決めた日から、この悔しさを忘れないようにと毎日日記を書くことを決めました。ただその悔しさも束の間、継続して何かに取り組むことが苦手な僕は、時間こそ大量にあるものの、継続力が欠如しているため数日後には日記アプリは消えていました。
ただ部日記となると話は別で、年におおよそ一回の部日記では忘れることもないし、書く内容にもあまり困りません。ということで、今回は僕が冬オフをどのように過ごしていたかということと、新歓についてお話しできればと思います。
僕はこのオフにおいて長友くんとは対照的にできるだけ怠惰な生活を送ることを心がけました。朝起きて、半寝状態で朝ごはんを食べ、もう一度眠りにつき、昼起きて、昼ごはんを食べ、筋トレと練習をして、夜ご飯を食べ、再び眠るというサイクルを繰り返していたら冬オフが終わっていました。一見、非常に悲しい冬オフに思われるかもしれませんが、僕にとってはとても幸せな約2ヶ月間でした。というのも、部活や大学が始まってしまうとこのようにダラダラとした生活は送れません。眠い目をこすって中央線に乗る生活が始まります。現に現在ラグビー部は週5で朝練という僕の理想とはかけ離れたスケジュールとなっています。休息の期間が十分にあるというのも、ラグビー部の魅力と言えるのではないでしょうか。この生活のおかげで万全の状態でシーズンに入ることができました。冬オフが恋しいなあ。。。
さて、今年も新歓の季節がやってきました。去年は先輩におんぶに抱っこでしたが、今年は新歓の代ということもあり、少なからず責任を感じ、またラグビーの魅力について改めて考えるようになりました。少しでも新入生の目に届くことを願って、改めて僕の考えるラグビーの魅力についてお話ししたいと思います。
自分自身、大学入学当初はラグビーではない他のスポーツに何か挑戦したいと思い、実際いくつかの団体にも足を運びました。しかし、結局ラグビーが一番楽しくて、ラグビー部に入ることにしました。具体的にどのような所が楽しいと思ったのか。それはラグビーには様々な要素があるという点でした。ラグビーは手を使ってパスをすることもあれば、足を使ってキックを蹴ることもあります。はたまた頭を使ってどうすればトライを取れるか考えることも必要です。そして何といっても全身でぶつかり合います。その他にも走って相手を抜いたり、相手が蹴ったボールを取ったり、跳んだり、挙げればキリがないほど様々な動作があります。全てを極めるのは非常に困難です。だからこそ、4年間を費やす意味を感じました。投げて、蹴って、走って、体をぶつけて、こんなに何でもできるスポーツは他にないのではないでしょうか。
たくさんの要素がある分、誰しもが絶対に何かしら優れたプレーがあります。言い換えれば自分の長所を生かしやすいスポーツとも言えるのではないしょうか。足の速い人、サッカーをやっててキックが上手い人、野球をやってて捕球が上手い人、バスケをやっててパスが上手い人、とにかく頭の良さなら負けない人、などなど、誰しもラグビーに生かせる長所があるはずです。ぜひその眠った才能をラグビーで開花させましょう!
次は、日に日にでかくなっているちひろにバトンを渡します。顔は去ることながら、身体も漢に近づいていく彼には敗北感を感じざるを得ません。国立でマックのデリバリーを頼めばほぼ間違いなく彼が来ます。ぜひ皆さんたくさん注文しましょう