岩下からバトンを受け取りました新三年の北原です。みんなのいじられキャラとしての一面をもちながら、昨シーズンから挑戦しているSHの練習に日々熱心に取り組んでいる努力家な一面も持つ岩下には、自分も刺激をもらっています。

まずはじめに、3月29日、30日のサークル紹介に来て下さったたくさんの新入生の皆さん、ラグビー部のブースに足を運んでいただきありがとうございました。経験者の子もちらほら来てくれましたが、来てくれた新入生の多くはラグビーの経験がない子でした。今回の日記を読んで、ラグビーを大学から始めた自分の経験を話して大学からでもラグビーを始めてみようと思える子が増えたら幸いです。

僕は小学校から高校までずっと野球をしてきましたが、大学では違うことをやりながら、趣味だった筋トレに全力で励もうと思い、一橋大学に入学しました。初めてのクラス別面接の場で隣に座ったかずまに誘われ、初めて見学に行ったのがラグビー部でした。最初は「ワールドカップで盛り上がっていた格闘技みたいなスポーツ」程度の認識しかありませんでした。しかし、そこから「自由に筋トレができる」、「筋トレしたらしただけ褒められる」という先輩方の甘い言葉に惹かれ、グランドに足を運び、その回数が増えるほどにラグビーというスポーツにも魅力を感じて入部を決意しました。このように、最初は筋トレのことしか頭になかった自分が実際にグラウンドに足を運ぶと、ラグビーの魅力・ラグビー部の雰囲気の良さに気づくことができました。そのため、どんなきっかけであっても、ぜひグラウンドに足を運んでみてほしいと思います。

前回の岩下の部日記にもありましたが、ラグビーは自分の得意なことを必ず発揮できるスポーツだと思います。身長も小さく、足も遅い自分ですが、自分の得意で好きなことであった筋トレに励んで、体重を増やし、今ではFWとして対抗戦に出場させていただくまでに成長できました。入部したときには9番を背負えるように延々とパス練習をしていたのが、気づいたら今では両脇のプロップに支えられ、スクラムを組むまでになりました。これも自分の得意を生かせる場所があった結果だと自分は考えています。その転向もあってかこの冬オフは今まで以上に筋トレに励むことができた冬だったと思います。朝起きてから食事、仮眠、筋トレのみをして過ごす日も少なくなかったです。そのせいもあり、入部当時から体重は20kgほど増え、スクワットのマックスは70kgほど伸びました。身体能力があまり優れている方ではない自分でも、地道に取り組めばここまでの数値を実際に出すことができます。「自分は運動が向いてないから」や「自分は体格がいいわけでもないから」と考えて、一歩引いて考えてしまっている新入生がいたら、ぜひ実際にラグビーを見て、その熱を直接感じてほしいと思います。また、その熱の中に身を投じてみたいと少しでも思ったなら、一歩踏み出してみてほしいと思います。

今回の部日記で伝えたかったのは「未経験者大歓迎!」ということです。稚拙でだらだらとした文章になってしまいましたが、この日記を読んでグラウンドに足を運んでくれる新入生が少しでも増えれば何よりです。次は、同期の超優秀マネージャーのささちゃんにバトンを渡します。普段は温厚ながら時々みんながびっくりするような毒を吐く彼女の部日記にご期待ください。