こんにちは。地方出身のわりに地元愛があまり感じられない山本くんから部日記を託されました、1年の村山直人です。溜まっている課題を早く終わらせたい焦りと部日記を次に回さなければいけない義務感の間で葛藤しているため、心が荒れています。

 出身は神奈川の湘南高校ですが今は東京都あきる野市にある祖父母の家で生活させてもらっています。自粛期間中は5時半に夕飯を食べたり昼間におじいちゃんとゴルフの素振りをしたりと自分は本当に大学生なのか不安になる生活をしていましたが、おかげさまで何不自由なく暮らしています。高校でラグビーをしていたことや、同じ高校出身で一橋ラグビー部に属している人が複数人いたことなどから入部を決めました。

 どうせこの先嫌でもラグビー漬けの日々を過ごすことになると思うので今回はラグビー以外の話をしたいと思います。自分が一橋大学に入学するまでのいきさつについて。

 一橋大学を本格的に目指したのは高3の6月あたりでした。理由は名前がカッコよかったから。これは半分冗談半分マジです。もちろん将来のことを見据えてできるだけ良い大学に行きたかったこともありましたが、多くの国公立大学が「地名+大学」であったのに対してこの一橋というネーミングには厨二心をくすぐられました。さらに言うと「名前がカッコいいからって理由で受けてそれで受かっちゃったらめっちゃカッコよくね?」という気持ちが奥底にありました。当時の自分はとにかくカッコいいものが好きだったのです。しかし、そんな軽い気持ちで受かるほど甘い大学ではなく、1年目はあえなく撃沈しました。自分は難しいと感じた2次の数学が例年より遥かに易しいものだったことや、試験当日机と椅子の間に太ももが入らなかったりと散々な目にあいました。そして1年間の研鑽を経て今年無事合格した訳ですが、コロナの影響で前期はパソコンで授業を受けるだけの虚しい日々を過ごすことに。現役で受からなかったツケが回ったのでしょう。

 長々と書きましたが、今は部活と勉強でそれなりに忙しく、充実した日々を送り始めています。オレ達の大学生活はこれからだ!と打ち切り漫画の最終回のようなセリフを吐いて終わらせてもらいます。次はクローズの中堅キャラにいそうな白石くんに回します。