受験生の皆さん、こんにちは。一橋ラグビー部二年生の大島夏輝です。
共通テストお疲れさまでした。思うとおりに得点が取れた方、作戦通りにいかなかった方、それぞれ考えてしまうことがあると思いますが、次の試験へ向けてひたすら力をつけていってください。
今回は私大対策について書いていきたいと思います。国立大学の体育会のブログの記事で書くのも不思議な感じがしますが(笑)、少しでもお役に立てたらうれしく思います。
僕は現役時代に早稲田の政治経済学部と明治の全学部入試(政治経済学部)を受け、両方とも合格することができました。しかし、両方とも特別な対策をしてそれが実って合格したというよりは、第一志望の一橋に受かるための勉強でつけてきた知識や読解力がうまく生きてくれたという風に記憶しています。早稲田の文系と聞くと、歴史科目ではどの教科書にも載っていないような用語が沢山出てくる、国語でも聞いたことのない作品の年代を聞かれる、というようなイメージがありますが、少なくとも政治経済学部に関していえばそのような問題は一問、二問あるかどうか、だったと思います。また、明治の全学部も細かい知識を問う問題は早稲田以上に少なかったです。なのでわざわざ私立の難しい問題に対応するための勉強をするよりは英語の読解の勉強や社会科目の論述の練習をしてつながりをよく覚えるなど一般的な受験勉強をしたほうが結果的に効率はいいように思います。もちろん多少は知識を深めたほうが有利でしょうが、それでも東進の一問一答をちゃんとやるくらいで十分なように感じました。
偉そうにいろいろと書きましたが、結局はいまから勉強の方向を変えるよりは自分の信じたやり方を続けていくのが一番です。国立に受かりたいという気持ちが強く、僕の言ったような配分で勉強している人が安心できるといいし、一橋に受かってくれるともっといいなと思います。
最後に、今年の受験生の方々は本当に不自由な生活を強いられたことと思います。そのような状況でも努力し続けたことがすでにすごいことです。ここから先も十分力が発揮できるよう祈っております。