こんにちは。

新3年生、小西康平です。久しぶりの部日記ですが、私の前の二人が、一旦飛ばして!を連続で発動したので、突然番が回ってきた小西です。早速ですが部日記、始めていきます。私は昨シーズン中に、プレイヤーからマネージャーに転向しちゃいました。

私は、昨シーズンの途中で、肩の痛みや痺れが取れないことや、その他諸々のことが重なってパンクしてしまい、ラグビー部を一時的に休部していました。そこから、数ヶ月休んだ後に、迷った結果、部のサポート役として復帰することを決め、今はマネージャーになっています。その時の気持ちなどを書き連ねたいなぁと思います。

休部を決断したあとも、声をかけ続けてくれる先輩や、たまに飯に行っていた同期の存在は大きく、ラグビー部に戻るか戻らないかとても悩んでいました。迷いながらも、決断を先延ばしにし続けていたら、ラグビー部は夏の合宿に入りました。人づてではありましたが、チームの成長や、同期のアチィ話を聞いて、もどかしさや戻りたさを感じつつ、逆にもう戻る場所ないんじゃないかとも考え、一方で部活以外のことをできる時間も手離したくないということで、迷い続けていました。更に迷いに迷っていたら、いつの間にか対抗戦が始まりました。そんな中、「先輩から対抗戦来いよ」と声をかけて頂き、少し渋りながらも興味はあったので、対抗戦を見に行きました。退部していたわけではなかったので、突然行っただけなのに、ボールボーイの仕事を貰って、少しチームに貢献できた気になったのは嬉しかったなぁ。久しぶりに会う人も多くいましたが、前までと同じように接してくれるみんなのおかげで、戻る場所がないのでは、という不安は無くなりました。

久々に見た試合は、VS東大。去年はボコられた記憶がありましたが、私が久しぶりに見た一橋ラグビー部は、私の知るチームでは全く異なりました。BKには展開力があって、なによりディフェンスの粘り強さがとても上がっていました。接戦の末、14点対12点で一橋が勝利。勝利の瞬間、めちゃめちゃ興奮して叫んだし、めちゃめちゃ嬉しかったことを覚えています。自分のラグビー人生で2点という僅差で勝ったこともなかったし、平本組では東大に負けてしまっていたために、とても震えた試合でした。私はここで、勝利の瞬間にグラウンドに立っていなくても、プレーしていなくても、こんなにも勝利の喜びや感動を仲間と共有できることが分かり、チームに戻る居場所があることを知れました。たった2点、されど2点。この2点が私の復帰を決断つけたと思っています。対抗戦観に来いって言ってくださった先輩、ありがとうございます!

その後私は、長期間休んだツケや、肩の状態などなどの要因から迷って、最終的にはプレーせずにチームに戻る形を選びました。この選択が正しいのかどうか私には分かりませんが、現状後悔はしていません。1年後、2年後に正しい決断をできたと思えるよう、チームに貢献したいと思っています。マネージャーという組織は、優しい人が多く、一橋で初?そんなことはないか、ここ数年では居なかった男子マネも快く受け入れてくれる、温かい場所です。新2年生もめっちゃいい子ですね。

私が休部できたこと、また、復帰できたことは、チームのみんなのおかげでしかありません。長期間の休部、そして自分の好きなタイミング、形での復帰を許していただいた主将、副将をはじめとする4年生、休部を決断する時に話を聞いてくれた、いつも一緒に帰ってたメンバーや、休部中も連絡をしたり、可愛がってくれた先輩方、「戻ってこい!!」と言い続けてくれた同期、戻るタイミングで相談に乗ってくれたプレイヤー、マネージャーの先輩、復帰を受け入れてくれたマネージャーのみんなや、松岡さんをはじめチーム全員に感謝しています。戻れる場所があるって本当に凄いことで、本当にいい事だなぁって思いました。

東大戦の、2点という小さくて、でも大きい点数で、私の選択、人生は変わりました。他にも様々な要因はありましたが、プレーしてなくてもこんなに震える、興奮できるんだ、嬉しいんだと知れたのは大きいです。勿論、プレイヤーとして復帰を望んでいた人もいただろうし、私もプレーしたいなぁと思うタイミングも度々あります。でも今はマネージャーとして、できる事をやっていきます。怪我の対応やビデオなど、未熟すぎるので、精進して、まずは一人前のマネージャーになります。

2点で1人の人生が変わるのなら、逆に、グラウンドに立たずとも、私の努力や行動は、チームの勝利に繋がるはず、そう思って、自分の形で、新しいスタイルで、一橋大学ラグビー部に関わり続けようと思います。また、過去の私のように、疲れちゃったなぁと感じている人に、「あなたの居場所はここにちゃんとあるよ」、「自分のペースで、できることやっていいからな」と伝えられるような温かい人間になれたらいいなと思います。

新歓が始まったところなのに、自分語りしちまったぜ。でもまぁいいよなぁ、自由にしたいことできるのが、ラグビー部のいいところだと思うし。

この部日記をここまで読んでくれている新入生がもしいるなら、伝えたいことがいくつかあります。

色々な関わり方がラグビー部ではできます。男子も女子も、マネージャー来てください。ほんで勿論プレイヤーもめっちゃ待ってます。ちなみに私はCTBでした。逆に女子プレイヤーが躍動する日も待っています。てか男子女子とかもう関係ないですね。

私の経験から感じた、一橋大学ラグビー部のいい所は、みんなに居場所があって、温かい所であること。そして、勝利の喜びと感動を、逆に悔しさも、全部全員で分かち合えるところです。新入生のみなさん、グラウンドで待っています。みなさんと熱い経験、感動を共有したいです。

ちなみに、一橋ラグビー部PV2023って検索したら出てくる動画、必見です。私が伝えたいことは9割それ見れば分かります。絶対みてね!!!!!!!!!!!!!!!

次回の部日記は多分じょう君です。この前じょう君が怪我してチームランのハーフをやったら超絶疲れました。腰痛いのにいつも一人で回しててすげえなと実感しました。そんなすげえじょう、よろぴこ。