2次試験対策第2弾です!あと1ヶ月ほどで本命の2次試験が始まります🔥共通テスト終わりでだれてしまう気持ちもわかりますが、あともう一歩頑張りましょう⤴️ 一橋大学ラグビー部では、受験生の皆さんの力に少しでもなれるよう部員たちがどのように各科目の対策を行なったのかを紹介します!ぜひ参考にしてください💘

英語対策

文章:2年二村青空(商学部、浪人、県立千葉高校)

①使った参考書とそれを使った勉強法

単語帳は鉄壁を使っていました。塾に通うまでの電車の時間や朝起きてからの30分を単語勉強に充てていました。また、文法に関しては河合塾の文法用のテキストを使っていました。使うテキストはなんでもいいと思いますが、文法を疎かにすると絶対に合格できないと思うということだけは伝えておきます。次に、長文に関しては河合塾のテキストや赤本を使っていました。自分は長文を読むことよりも単語や文法の方が大事だと思っているのと、一橋大学は長文に関して一橋特有の問題を出してくるというわけではないので、これに関しても使うテキストは一橋大学レベルの長文であればなんでもいいと思います。しかし、時間を測って行ってください。どのテキストにも目安時間が書かれていると思うのでそれを参考にしてください。一橋大学の英語はレベルが高い長文をしっかりとした時間配分で読む必要があるため、普段から時間を気にして長文を読みましょう。さらに、リスニングに関しては、河合塾の共通テストリスニング対策用のテキストを使っていました。この内容はただただ共通テスト形式の問題を練習するという内容のテキストであるため、市販の共通テストリスニング対策用のテキストでも代用可能だと思います。共通テストリスニング対策用のテキストで対策を行う理由は一橋大学のリスニングのレベル感が共通テストと変わらないからです。最後に英作文に関しては、赤本を使って、必ず添削を受けていました。英作文の形式を守り、時間を測って、単語・文法の誤りなく書くことを意識していました。

②当日の解き方

当日は英作文→(文法)→長文1→リスニング→長文2の順番で解いていました。文法がある場合は英作文の後、長文の前に解きました。また、長文が2題の場合は上記の順番、長文が1題の場合は長文を解いている途中でリスニングが挟まるような形で問題を解きました。英作文は5〜10分を問題を見てアイデアを書く時間、15〜20分を英語を実際に書く時間に充てていました。文法は5分、リスニングは15〜20分、長文は残りの時間を充てていました。英作文を先に行う理由は、長文には悩んでも埋められない問題が登場します。そのような問題で悩む時間を極力減らそうと思い、また最初に長文を解くことで、そういう問題が出てきた時に英作文の時間を十分に取れなくなってしまうという事態を発生させないようにするためです。それぞれの問題の解き方については、英作文は必ず英語を書く前にアイデアを書き出す時間を作ることを、長文は読み始める前に必ず問題に目を通して重要表現やどこの部分が聞かれるのかを把握しておくことを意識しました。英作文でそのようにする理由は闇雲に英語を書いても字数制限に引っかかる場合や、書いてあることがめちゃくちゃで論理が成立していない場合があるためです。また長文でそのようにする理由は一橋大学の長文は1題につき30〜35分という短い時間で問題を解かなければならず、すべての文章を詳しく読む時間がないため、詳しく読むべき箇所・答えるべき箇所を前もって知っておく必要があるからです。問題文を事前に読むことで大体の流れや内容を掴むこともできます。

以上が私の英語対策になります。受験生の皆さん頑張ってください。一橋大学ラグビー場でお会いできることを楽しみにしています。

日本史対策

文章:1年榊原悠仁(商学部、現役、県立小倉高校)

僕が日本史対策でやっていたことをまとめます。

①共テ後はひたすら過去問を解く

②2次試験前は勉強より体調管理優先

以下、それぞれについて詳しく説明します。

①まず共テは9割、大門4~6の近代以降の範囲はノーミスをめざしましょう。共テまで僕は「日本史B講義の実況中継」を使ってました。さて、共テで9割取れなくても安心してください。2次試験で挽回しましょう。一橋の日本史の出題範囲は、近世以降の社会経済史とほぼ決まってます(たまに大門1で近世以前も出る)。そのため2次試験の対策は「過去問を解きまくる」に限ります。共テが終わったら江戸時代以降をもう一度確認し、「一橋大の日本史20ヵ年」を繰り返しひたすら解きます。初めは難しすぎて全然書けない状態が続くと思いますが、その際は答えを丸写ししても構わないと思います。なんなら僕は20ヵ年すべての答えを丸暗記してました。大事なのは傾向を掴むことです。一橋の日本史では数年おきに同じような問題が出題されるので、丸暗記しておくと簡単に答案作成ができます。余裕がある人は20年以上前の過去問までやっておくとより良いかも知れません。

②次に2次試験直前に僕がどう過ごしたかを伝えたいと思います。僕は2次試験前日は過去問を軽く確認するくらいにして体調管理を優先してました。今まで自分のやってきたことを信じて、いまさら新しいことを覚えようとしても意味無いという感じで割り切ってました。そんなことより、本番で自分の全てを出し切れるよう、最高の状態で試験に望むため、早寝早起きや消化に良いうどんを食べるなど健康管理を徹底してました。こんな感じで、最高の状態で本番に望むための準備を徹底してました。みなさんも是非参考にしてみてください。

ここまで頑張ってきた人、お疲れ様です。2次試験本番は緊張でうまく頭が回らないこともあるかもしれません。大丈夫です。いままで頑張ってきた自分を信じましょう。なんとしてでも受かってやるという執念を答案に込めましょう。よく分からない問題もとにかくなんか書きましょう。部分点が入るかもしれません。数ヶ月後一橋のキャンパスに通学している自分を想像すると、自ずと手は動いてくるはずです。4月にキャンパスで会いましょう。ファイト

世界史対策

文章:1年長田和真(経済学部、現役、県立済々黌高校)

まず初めに、私は共通テストが終わってから一橋の過去問に取り組み始めました。それでも過去問を15年分ほど解き、本番では二題解けたので、まだ過去問が間に合ってない人も焦らず取り組みましょう。

 勉強について。まず教科書知識の暗記や理解をすることが重要だと思います。各大問ごとに出る内容は凡そ決まっているのでその単元を重点的に深掘りして勉強していました。個人的には大問三の中国に関した問題がとっつきやすい問題であり高得点も狙える問題だと思うのでその分野の厚い対策を推奨します。一橋の世界史の中には教科書の範疇を超えた問題も出てきます。そういう問題は初見で解くことは難しいので、復習を中心にして、また社会科の先生に深掘りして教えてもらうことでその周りの知識も補うことが出来ました。自分一人でやらずにどなたかに添削を頼んで取り組むことで論述におけるミスも気づきます。使う参考書は何でも構わないと思います。

 当日の解き方について。まず問題全てを見て内容や問題形式の変化を確認しましょう。3題なので一題あたり40分を目安に解いていました。多少は適宜調整すると良いでしょう。一橋の世界史には、時々ほとんどの人が分からない、いわゆる捨て問が出題されるのでそこは割り切って問題に取り組みましょう。自分が書けそうな大問から解くと後に心理的余裕が生まれるため私はそうしていました。問題文をしっかりと読み、問われてる内容を意識して解答を作成しましょう。私の場合、スペースに内容を整理している際に重要な内容を思い出したので諦めずにもがきましょう。

 受験生活も終わりに差し掛かりラストスパートです。体調管理にも気をつけて最後まで走り抜けて下さい。応援しています。

地理対策

文章:2年菊地真吾(商学部、浪人、一宮高校)

一橋の地理は日本史世界史とは異質な存在のように思えますが、それほど重く考える必要はありません。しっかり勉強して対策すれば、一橋の地理はコンスタントに高得点を取ることは難しいものの、ある程度の点数を取ることができると思います。不安もあるかもしれませんが、大丈夫です。

一橋の地理の対策として大きく僕がやったことは、①知識を増やすことと、②その知識の出し方を覚えること、そして③読み取り問題の解答の仕方を学んだことです。

①一橋の2次試験の地理は、短答問題がほとんどなく、中長文の論述が主な設問になりますが、どちらにせよある程度の知識は必要になります。なので僕は共通テストの対策に入る12月頃までは、教科書、塾のテキストに出てくる語句とその意味を暗記したり、資料集に目を通したりして、全統記述模試などで高得点を取ることを目標に勉強していました。僕は地理が嫌いではなかったので、他の教科の勉強の休憩がてら、地理の勉強をしていました。そんな感じで、模試では偏差値60後半ぐらいを取っていたような気がします。

②知識の出し方の勉強は僕がその頃一橋に志望を変更したこともあり、夏が過ぎた頃から始めました。それは主に、予備校の地理の講座で添削してもらった論述問題やこれまで受けた模試の回答のフレーズを覚えたりすることです。知識を持っていても、回答に書けなければ、点数にはなりません。そこで、語句だけを覚えるのではなく、その語句の枕詞のような感じで決まったフレーズを覚えると問題を解くときに、書き落とすことが少なくなるし、考える時間を省けます。

③読み取り問題の解答の仕方は秋から勉強してはいましたが、共通テストが終わってから、本格的にやりました。一橋の地理で読み取り問題はほぼ必ずどこかで出題され、そこが点の稼ぎどころとなります。グラフや図が与えられるのでそこから読み取れる問題に求められている情報を簡潔に記述することが必要です。この力をの上げるにはいろいろな読み取り問題を解いて、解答を確認して、適切な解答の仕方を学習するのが最適だと思います。