こんにちは!花園とか選手権とかリーグワンとかいろいろやってますけど、受験生はこれを読みましょう!

長田和真(経済学部、現役、熊本県立済々黌高校)

まず一橋大学に合格した要因をいくつか挙げてみたいと思います。まず挙げられるのは自分は苦手科目がありませんでした。全科目を志望校の受験者平均点にまであげましょう。一教科でもビハインドをとると他の科目で挽回しなくてはならないので合格が遠のきます。特に難関大になるほど苦手科目は致命的になるので早めに潰しておきましょう。次に基礎の反復をしたことです。難関大学でも基礎的な問題は出ますしそれらを確実に得点するだけで合格の射程圏に入ります。謙虚に基礎を押さえましょう。三つ目に冷静に自己分析を行なったことです。入試に対する不安がある中でもしっかりと自分に足りないところを自覚しそれを補っていく、この一見単純に思える作業を繰り返し続けた結果合格しました。

 次に自分の受験生活について語ります。三年夏ごろまでは基礎を押さえていました。周りが難しい参考書に手を出していても自分の等身大にあったことをするべきです。秋ごろになると発展的な問題ないし赤本に取り組み始めました。間違いの原因や正解への至り方を言語化することを意識してください。そうすると問題が多少変わっても対応できます。秋には各大学のオープン模試が行われるのでそこでの目標点数をきめて頑張りました。この時期から明確に共通テストや二次試験で取るべき点数を決め、それに沿って勉強をし始めました。二次の配点が高く共通テストでは差がつかないことを見越して二次対策に多くの時間を割きました。その分、共通テストではあまり点数が振るわなかったですが大した心配もせず二次試験に挑むことが出来、実際に二次でかなりの差をつけて合格出来ました。各々、戦略を立てて頑張って下さい。応援しています

濵口笙(法学部、浪人、私立國學院大學久我山高等学校)

 こんにちは!僕は一浪で一橋大学に入学しました。現役時代はラグビーに熱中するあまり勉強を疎かにしてしまい、散々な結果で受験を終え、浪人するに至りました。

 浪人生活は4月から始まり、まずは基礎を固めることから始めました。現役時代はかなり基礎学習をサボっていたので、英語なら単語や文法、数学なら基本的な定期試験レベルの問題を解いて理解を深めようとしました。理想的には早いうちに基礎が固まればいいのかもしれませんが、自分の場合は本番の冬が近づいても、わからないところがあれば基礎に立ち返り、単語帳に関しては試験本番の前日まで毎日やっていました。一橋大学の入試問題はよく難問が多いとイメージされることがありますが、どの教科も初歩的なところをしっかりと深めて勉強した上で、そこにちょっと応用的な学習をして、一橋の傾向の対策をするだけで十分に戦えるようになると思います。

 僕なりの勉強のコツとしては、問題の解き方やテクニックに頼るような小手先の勉強では無く、その教科の本質をつくような勉強をすることが肝心だと思います。例えば数学のよく使う公式等(積分の面積公式、三角関数の値、、)はなぜそうなるかを理解し、歴史ならば単語と人物の業績を覚えるだけではなく、歴史のタテとヨコを繋いだり、自分で話を組み立てられる能力を養うことが最短かつ最も効率的な勉強法であると思います。そうすれば勉強してる以上すぐに数字の成果として結果に現れなくても、確実に頭は良くなっていきます。

 そして焦らないことも大切です。自分のレベルを俯瞰して、今必要な勉強をするべきです。周囲が過去問を解けと言おうとも、自分がまだ解いても効果的なレベルにいないと思えば、解かなくていいと思います。自分が今やるべき勉強ができてさえいれば、世の中の受験生の大半はサボったり、適切な勉強ができていないので追い抜かしていけます。現に僕も一橋を志望したのは浪人の夏でしたが、地道に勉強することで入試では良い成績を残すことができました。学力は2月24日まで伸ばし続けることができます。特に後半になればなるほど、入試本番の点数を上げるチャンスだと思います。ですから、まずは自分の勉強をして「本番」に間に合うようにすればいいんです。例え模試の結果が悪くても本番にはなんの影響もしません。

 最後に繰り返しになりますが、焦らず、自分にあった、その科目の本質を突くような勉強をしてください。そうすればきっと良い結果が待っています。そして是非4月に一橋大学ラグビー場で会いましょう!

頑張れ!ファイト!