こんにちは!共通テストが差し迫っていますが、休憩中にぜひ読んでください!

菊地真吾(商学部、浪人、愛知県立一宮高等学校)

僕は高校3年の夏頃まで理系で工学部を志望していました。そこから文転しましたが、中途半端な勉強をして現役では神戸大学の経済学部にfランク落ちし、慶應の経済学部も落ちました。しかし、浪人して一年間で偏差値は全統記述模試で15ほど上がり、一橋に加えて、早慶で合計3学部合格することができました。浪人のはじめは一橋志望ではなく、8月までは早慶コースで早慶を志望していて、そこから一橋に志望を変更したという感じです。勉強の才能に自信のない僕が達成できたので、理系の人が文転して一年で一橋合格は、死ぬ気で努力さえすれば、そこまで難しいものではないと思います。

3月:勉強を1日もせずにとにかく遊びました。ここで遊びきったことで、浪人期は振り切れて勉強に集中できました。

4-8月;早慶志望だったこともあり、とにかく英数の勉強に専念しました。やったことのほとんどは河合塾のテキストの予習と復習でした。夏の記述模試で慶応がA判定で余裕があると思い、そこで一橋に志望を変更しました。

9-11月;英数以外の教科にも力を入れて、引き続き河合塾のテキストの予習復習を中心に2次試験の勉強をしました。二次試験で使う地理は休憩がてらテキストや資料集をよく読んでました。また、11月頃からここまで全く勉強せず模試で適当に答えていた倫政の勉強を始めました。

12月;クリスマス前ぐらいまでは二次試験の勉強を継続して、そこから共通テストの勉強に専念しました。

1月;共通テストがんばりました。明治とかは共テ利用で取れそうだったので、早慶と一橋の受験に専念できました。地理の論述の添削などの二次試験の勉強はここから集中的にやりました。

2月;早慶は受験日の四日前くらいから過去問を解いたりして勉強しました。二次試験の当日まで気を抜かずに勉強し続けました。

受験勉強で大切にしたことは自己流でやらないことです。自分で試行錯誤するよりも、ある程度決まっている最適な勉強法を教えてもらい、それを実践する方が効率的です。具体的にここで勉強法を書くことはできませんでしたが、学校の先生や予備校の講師の方に聞いたり、またこのラグビー部の受験相談を利用してみたりして下さい。

ここまで読んでくれておめでとうございます。皆さんの合格を願っています。

齋藤愛寧(商学部、現役、フェリス女学院高等学校)

私は高1から塾に通っていましたが、受験を本格的に意識したのは高2の夏ごろからでした。私は数学が非常に苦手だったため、数学に力を入れて勉強しました。最初は基礎固めに集中し、フォーカスゴールドを何周もしてほぼ完ぺきになるまで解きなおしました。高2の時点で数学の基礎固めを終えられていたのは非常に良かったと思うので、もし数学な苦手な方がいたら、とにかく基礎固めに徹することをお勧めします。

 高2の終わりに私は志望校を一橋に決めました。志望校を決めてまず行ったのは、全ての教科の出題傾向や配点を調べることです。時間が限られた中で効率的に勉強するには出題傾向を知り、そこを中心に勉強することがとても重要です。また、最終的に自分がどのレベルまで解けるようにならないといけないのかを知るいい機会にもなります。

 高3になってからは数学に重点をおきつつ、それまでほとんど触れていなかった世界史も勉強し始めました。数学は模試の成績はあがったものの、発展問題にはかなり苦戦を強いられました。そこで、塾で解いた問題や、一橋の傾向に一致する問題を抜き出して繰り返す解くことをしていました。世界史に関しては、とにかく覚えることに専念しました。教科書で一橋の頻出に当たる部分を何度も読み返し、類似する記述問題の答えを丸暗記していました。一方で、得意だった英語は塾の授業以外の時間ではほとんど触れず、国語も古文は勉強しつつもあまり勉強していませんでした。

 共通テストの対策は12月になってから集中的に行いましたが、結果として対策が追い付かないまま本番に臨むことになり、苦い思いをしました。冬前までは二次試験対策に集中することも大事ですが、共通テストのことも頭の片隅にあると直前で焦る必要がなくなると思います。共通テスト後は二次試験対策を再開させ、私立の試験の各三日前からはその大学の過去問を解くということをしていました。

 最後になりますが、高3の初めはE判定だった私が一橋に合格できたのは、とにかく客観的に自分を分析したからだと思います。受験生の間は焦りで周りが見えなくなりがちですが、冷静になって自分に足りていないものを見極め、それを補うように勉強することがとても重要です。自分に合った戦略を立てて、各教科の目標を定めて勉強することが合格への鍵を握ると思っています!皆さんも今を乗り越えて素敵な一橋ライフを送りましょう!頑張ってください!!