はじめまして!ちひろからバトンを受け取った1年マネージャーの齋藤光咲です。

名前は少し珍しくて、“光咲“と書いてみさきと読みます。初対面の方にはよく読み間違えたり書き間違えたりされてしまいます。その度に謝られてしまうのでなんだか申し訳ないです。でも光って咲くって花火みたいで、私は自分の名前が結構好きです。

前置きが長くなってしまいました。初めて部日記を書くにあたり何を書くか迷いましたが、自分の過去を書くという至ってシンプルな結論にたどり着きました。私は自分のことを積極的に話すタイプではないので、今が知ってもらえる絶好のチャンスです。がんばります!!

まず出身は埼玉県で、中学ではソフトボール、高校ではハンドボールをしていました。私の通っていた市立浦和高校は県内でハンドボールの強豪校だったので、練習は本当にキツかったです。また、勉強にも力を入れている高校だったので、数少ないオフは勉強をしながら身体を休めることにフォーカスしていました。そのため高校生活で私服で遊んだのは3回くらいしかありません。とにかく全てを部活に捧げるような生活でしたが、部の同学年は16人と多くて(ハンドボールは7人制)、その上私のポジション(右45度)は中学で埼玉選抜だった子とかぶっていました。だから、試合にメインで出られる可能性はゼロでした。皮肉なことに、毎日キツい全体練習を重ねて自主練もして、自分のプレーが良くなればなるほど、“いくら努力をしてもこの子には敵わない“という思いが明確になるんですよね。

公式戦に出てチームの勝利に貢献することはできないと分かった上で、高校生活という青春を部活に使うのは意味のないことだったかもしれませんが、引退して約1年が経った今ではとても良い経験だったなと思います。社会に出る前に挫折だらけの毎日を過ごせたのは、貴重なことです。中学生のときは入ってすぐに部の中心選手となり、自分の能力が原因で試合に出られないということは1度もありませんでした。そのときは試合に出られない子の気持ちなんて考えたことなかったな…。自分のプレーを良くすることしか考えていませんでした。

中学と高校で対極のような経験をしたことで、人の気持ちを想像して理解できる幅が広がったような気がします。綺麗事だらけですが、こんなに綺麗事が言えるようになったのも部活のおかげです。

十分な長さが書けましたが、最後に今の自分のことを少し書いて終わりにします。高校受験を機にやめてしまいましたが、9年ほどピアノを習っていたので最近無性にピアノを弾きたくなることがあります。油絵は3年ほど習っていたので模写は得意です。あと、猫を飼っています。本当に可愛くて家に帰るのが毎日楽しみになっています。マネージャーとしての抱負は、6年間スポーツをしていたことで得られたプレイヤーとしての視点を活かして、機転の利く存在になることです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!次の担当は1年プレイヤーの岩下です。岩下とは同期会のご飯で同じ卓になり、彼のおかげですごく楽しかったです。個人的には同期の中で1番面白いと思っています。そんな彼はどんな部日記を書いてくれるのでしょうか。とても楽しみです!