はじめまして。こんにちは。2年生の菊地真吾です。僕は2年生ではありますが、途中で休部させていただいていたため、今回の部日記が最初の部日記となります。戻るのが遅くなりました。これから精一杯努力して頑張りますので、よろしくお願いします。

まさる君が書いてくれた僕の非日常的な体験の一つに、おそらく去年の夏に一人旅でベトナムを訪れた際にコロナにかかって出国できなくなり、一週間以上同じ場所に滞在したということがあります。現地の人と同じご飯を屋台などで食べ、現地の人しかいないカフェに行ったり、ビーチでベトナムの子供達がバレーをしているのを見たりして、のんびり1日を潰したりする生活は非日常で楽しかったです。

しかし今はこうしてラグビー部に戻ってきて毎日のようにラグビーをする生活をとっても楽しんでいます。休部する前には考えられなかったほど、部活に対するモチベーションが高く、ワクワクしてラグビーをしています。島村君にはとうとうお前もそっち側にいっちまったのかと言われました。(笑)今回の部日記ではその高いモチベーションはどこからきているのかについて書かせていただきます。

具体的にモチベーションになっていることは三つあると思います。ラグビーというスポーツがとても面白いこと、頑張っている同期の存在、そして、対抗戦入れ替え戦という存在です。

はじめにラグビーというスポーツがめちゃくちゃ面白いということについて。僕は今まで野球を始めとして水泳や体操、遊びでサッカー、ドッチボールなどさまざまなスポーツをやってきましたが、高校一年生のとき初めてラグビーの試合に出たときに、これまでにない興奮を覚えました。ボールを持ってからどこに行ってもよく、細かいことを考えずにがむしゃらに前に進んでいいことに興奮したのです。特にラインブレイクして相手の裏に出た時は爽快です。たまに僕はバカだと言われますがこういうところかもしれません。また、僕は蹴らないですが、キックによる陣地合戦や、セットプレーからのストラクチャーのサインプレイ、アンストラクチャーのプレーが両方存在するのも面白いところです。僕は今までFWでありながらフィールドプレイばかりを好んでいましたが、今練習しているモールやスクラムなども今よりわかってくるとさらにラグビーが楽しくなるだろうなと思います。

次に頑張っている同期の存在について。僕が休部して趣味程度に筋トレしていた間、同期のプレーヤーはみんな信じれないほどにでかく、そして強くなっていました。ウエイトトレーニングは部のやるべきとことしてメニューが出されていますが、完全に管理されているわけではないので、それを確実にこなしてきた彼らのストイックさを尊敬しています。今僕はその差に焦って必死に追いつこうと頑張っているところです。また、特に高田、二村の存在は特に大きいかもしれません。同じようなポジションで同じような身長で、強くて早い彼らに負けたくないという気持ちは大きなモチベーションになっています。二人より絶対にFWとしていいプレーヤーになってやるという思いを強く持ち日々練習しています。そして共に切磋琢磨して、四年生の頃には、動ける100kgの3人のFWになりたいです。

最後に対抗戦入れ替え戦という存在について。やはりスポーツには大きなチームの目標がないと楽しいだけでは必死になれません。対抗戦Bグループに属している一橋大学ですが、8年ほど前に入れ替え戦に出場したのが近年の1番いい成績で、Aグループに所属したことは長い歴史の中で一度もないと認識しております。そんな入れ替え戦に出ることさえ簡単でない状況で、非現実的だと言われてしまうかもしれませんが、僕は入れ替え戦で勝利することを最終の目標にしたいです。もし入れ替え戦に勝利できたら、ということを考えてみて下さい。早稲田、明治、帝京といった名門校の並びに一橋大学という名前が並ぶのです。100年の歴史上初めての偉業です。とてつもなくわくわくします。目標を掲げるのは誰にもできますし、FWの85キロしかない自分が言ってもただの夢で終わってしまいます。だからこれからどこよりも努力し、現実的に考えることができるようになってそれに対してプレッシャーを感じるほどになりたいです。何も考えず公園で遊んでいただけの僕が一橋大学に合格するよりも、それが達成できる可能性は高いと思いますし、一橋大学ラグビー部にはそれができるポテンシャルのある選手が集まっていると思います。何をしてもいい残りの大学生活、どうせやるならすごいこと、ワクワクすることをしたいです。僕はその期間をこの目標にかけようと決心しました。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。一度部を離れた僕が自由に夢中になってまたラグビーができるのは、一橋ラグビー部が優しくていい人たちでできている素晴らしい組織であるからだと思います。そして、自分を受け入れてくれたチームの皆さんにはとても感謝しております。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

僕の部日記はこれで終わりにしたいと思います。次の部日記を誰が書くかはお楽しみだそうです。