皆様こんにちは、3年小西です。
6月4日に行われました、国公立大会準決勝、東京都立大学との試合後レポートです。それでは始めます。
注目すべきは、HO佐藤大輔。前節はリザーブからの出場でインパクトを与えながら試合を締めたが、本節はスターティングメンバーに選ばれた。序盤からの活躍に期待。
次にWTB榊原悠仁。開幕戦から連続してTRYを取る活躍。彼のポジショニングと体幹には注目である。
最後にSH北原千洋。入部から懸命にパス練習を続け、初のリザーブ入りを果たした。初キャップなるか。
試合会場は東京都立大学グラウンド。湿度は少し高めだが気温は高すぎず、動きやすい環境での試合となった。一橋大学のキックオフで試合がスタート。
開始早々、相手キッカーに対して、FL菊地がチャージ、ボールは相手がキープするが、プレッシャーを与えていく。
しかし、前半は一橋が風下であったこともあり、都立大の左キッカー、FB松本の長距離砲の処理に苦しむ。前半8分、22メートル以内でペナルティを得た都立大は、クイックスタートのFW勝負。最後はFL新山がピックで突進、ボールをトライラインにねじ込んだ。キックは失敗。先制点は都立大となり、一橋0ー都立大5。
その後も自陣での攻防が続くが、キック処理に失敗した相手の隙を見逃さず、WTB濱口のキックチェイスがひかり、敵陣でマイボールにすることに成功。その後、ペナルティを得た一橋はスクラムを選択。スクラムから持ち出したSH鈴木がディフェンスラインの穴をつき、タックルされながらも手を伸ばしてトライ。FB松尾によるキックは成功。スクラムの強さと、SH鈴木のセンスが光るトライであった。一橋7ー都立大5と逆転する。
その後も、PR木村のラインブレイクを起点に敵陣のプレーが続く。前半38分には、ペナルティを繰り返したために、都立大の一人がシンビンとなった。数的優位のある一橋は、その直後の前半39分、スクラムからNO8高田が追加のトライ。キックも成功し、一橋14-都立大5点で前半が終了。
後半は、1番山本に代わり16番島村がスクラムを支える。風上に立った一橋は、前半のペースを崩さずトライを量産する。後半14分、SO白石の左サイドからのショートパントをCTB内村がキャッチしインゴールへ。後半21分には、敵陣でフェイズを重ね、FW、BKの美しいパスワークから、最後はWTB榊原がライン側を駆け抜けフィニッシュ。キックも成功し、一橋28ー都立大5。
その後もPR木村は本試合2度めのビッグゲインも見せるが、そのシーンで、都立大のPR船津が負傷。ここからスクラムはノーコンテストに。スクラムでプレッシャーを与え続けていた一橋には向かい風となったが、手を緩めずに攻撃を続ける。ペナルティ後のクイックスタート等でSH鈴木が連続トライによりハットトリックを達成。一橋42ー都立大5。前に出るデフェンスも粘り強く行い、LO後藤の献身的なデフェンスや、ゴール際でのHO佐藤がノットリリース・ザ・ボールを誘う好プレーも見られた。
試合終盤には、22番岩下、19番北が交代でグラウンドへ、後半36分には9番鈴木と21番北原が選手交代。北原は公式戦デビューを果たした。一橋のフレッシュなプレーが光る中、都立大も意地を見せ、2トライを返す。最終スコアは一橋42ー都立大19。6連続トライを見せた一橋が前年王者の都立大を下し、決勝進出を決めた。
序盤のキック処理には苦しんだものの、後半からの修正力や、積極的なデフェンスが見られた試合だったと思う。力強いランとセットプレーを見せたPR木村、6本全てのキックを成功し、試合中盤には50:22を獲得した1年FB松尾の活躍は大きく、次節にも期待したい。
試合後、主将の村山は「俺達の代で勝ち取ったシード枠だ。このまま次も勝とう。」と語る。チーム全員で一週間準備を行い、国公立大会優勝を掴み取ろう。
以上、試合後レポートでした。決勝は6月11日(日)の東京学芸大学戦です。試合会場は東京学芸大学、14:15分KOを予定しております。(変更の可能性がございます。)それまでの限られた時間での練習ですが、部員一同精進してまいります。
今後とも、ご支援、ご声援の程よろしくお願いいたします。
本日のマネ日記は以上となります。ありがとうございました!次回のマネ日記もお楽しみに。