皆さまこんにちは、3年の小西です。

10月8日に行われました、関東大学対抗戦B第三節、明治学院大学戦の試合後レポートです。

今シーズン初勝利なるか。では参ります。

※次節までに試合中の写真がアップロードできないため申し訳ありませんが、写真はございません。写真が入手でき次第また投稿いたします。

本試合のメンバー、スターターは前節東大戦から変更なし。
リザーブは21番北原が直前のコンディション不良により4年加藤に変更となった。

注目選手は

FL長田(1年)。前節から引き続きスターティングメンバーに選ばれた。1年生らしいフレッシュさと粘り強いタックルに注目したい。

SH鈴木(3年)。前節は先制点をあげる活躍。前節に引き続き、高いフィットネスを持って80分間を闘い抜く。

PR樋口(4年)。昨シーズンの明学戦は負傷していたために出場できず。1年越しの気持ちの入ったプレーを見られるか。

試合会場は明治学院大学ヘボンフィールド。

気温は20℃と涼しく風はあまり吹いていない中、明治学院大学のキックオフで試合がスタート。

試合開始早々に明学#10 後藤のキックで50:22を獲得され、自陣でのデフェンスに。しかしその後のラインアウトのスティールに連続で成功、#10 白石のキックで窮地を脱する。

その数分後、ペナルティ獲得により敵陣に入る一橋だが、ノットストーレートの反則により、本日最初のスクラムに。スクラムは両者安定したナイススクラムだ。

そこから明学の攻撃をペナルティなしでDFし続けるも、ジリジリとゲインを切られていく。左大外で明学#11 佐々木、中央でギャップをついた#6 吉田のビッグゲインから、最後は右ラインに数的優位を許し、#11 佐々木がDFを突破、中央まで走って先制トライ。#10 後藤のキックも決まり、前半8分、一橋0-7明治学院。ここで一橋に向かい風となる出来事が。前節に怪我から復帰しチームに勢いをもたらした#8 高田が怪我を再発し無念の離脱。同じく2年の#18 二村にバトンを託す。

その後一橋のアタックシーンもあったが、明学のアタックが目立つ。前半13分、ノットロールアウェイによりペナルティを獲得した明学は、トライライン間際でタップキックによるリスタートを選択。パスを受けた#10 後藤がステップでDFをズラし、タックルされながら中央やや左にトライ。キックは失敗し、一橋0-12明治学院。

その後は激しい攻防が続く。一橋は、BKのパスワークから#14 西尾が相手ギャップをついてゲイン、そこからモールを形成し22m手前まで前進する。相手ノックオンを誘う#6 菊地のジャストタックルなどの好プレーが見られたが、得点までは結びつかない。

実際に得点を重ねるのは明治学院。立て続けに三本のトライを許す。前半26分、一橋0-31明治学院。そしてこの攻防の中でも一橋に不運が。相手が外に展開する中、突き刺さるタックルで敵アタックを止め続けた#13 山本がタックル時に顔に負傷を負い交代。点差が広がる中で今シーズン、チームを支える活躍を見せた2年生2人が離脱する厳しい状況になる。交代で入ったのは#22 榊原。状況を変えるランに期待が膨らむ。

その後の攻防の中で、#10 白石がキックで50:22を獲得し、一橋にチャンスが到来する。

前半32分、トライラインから約6m、右サイドからのFWオールメンバーでのラインアウト。スロワー#1 山本が投げ入れたボールは#5 後藤がクリーンキャッチ、モールを形成する。日々の練習から鍛え上げた密集団はグラウンド中央側へとジリジリと前進し、最後は#1 山本が中央やや右に飛び込みトライ。#15 松尾のキックも成功、一橋7-31明治学院。陣地回復から、FW全員が1つになったモールによる一橋らしいトライ。チャンスを掴み本試合初得点。

この流れで後半を迎えたかった一橋だが、前半39分にトライとゴールを許し、一橋7-38明治学院で前半終了。

試合会場のヘボンフィールド

ハーフタイムを挟み、小雨が降る中、一橋のキックオフで後半が始まる。両チームハーフタイムでのメンバー交代はなし。

後半開始早々一橋は敵陣でのアタックを継続する。#14 西尾のランや、#2 佐藤からのショートパスによる#5 後藤の前進が見られたがトライラインは越えられない。

そんな中、明学#10 後藤のキックで50:22を獲得され、自陣でのディフェンスに。だがここで一橋は粘り強くディフェンスし、明学の重量FWのピックを堪えながら、ディフェンスラインを上げていく。一橋はスクラムでフリーキックを獲得し窮地を脱した。

ただし、この一連の流れの中で、#1 山本が負傷交代。セットプレーを支え続けた安定感あるPRがグラウンドを離れることに。ここからは#16 樋口がFWを支える。

その後の約10分間は一進一退の攻防が繰り広げられる。FWによるモールディフェンス、#11 濱口の相手ミスボールへの果敢なボール奪取が見られ、#16 樋口のタックルから#6 菊地がジャッカルに成功するなど、一橋が勢いづくプレーが見られる。勢いに乗る一橋は、明学のペナルティを誘発し敵陣へ。

後半20分、試合が動く。アタックを継続する中で乱れたボールを#2 佐藤が捕球しラインブレイク、タックルを受けながらもサポートに走る#9 鈴木にオフロードを繋ぎ、ボールをインゴールに。キックも成功し、一橋14-38明治学院。頼れる3年がボールを繋ぎ、後半最初の得点を一橋が獲得した。

しかし明学の攻撃も止むことは無い。後半から順次投入される明学のリザーブメンバーのフレッシュな攻撃にペナルティを犯す一橋はトライを奪い返される。明学#19 森がフィジカルのある突破を見せ中央にトライ、BK陣がDFのギャップをつき、#13 佐藤がフィニッシュ、明学#22 伊藤の右サイドへのキックパス後に乱れたボールを捕球した#10 後藤がライン際を駆け抜ける。後半32分、一橋14-55明治学院。

残る8分間は両者譲らぬ展開に。一橋もドライビングモールでゲインを切るもトライラインには1歩及ばず。

最終スコアは、一橋14-55明治学院で試合終了の笛が鳴った。

試合終了直後のチームトークで、課題点・ポジティブな点を見つめ直すことを話し合い、今週スタート時のミーティングでは、勝ち切るチームの為に各々が出来ることを考える時間が設けられた。チームは成熟し、団結は強くなっているだろう。来週に押し迫った次節は日本体育大学戦。初めてのフィールド、負傷者が出た中でも、最善のメンバー、チームで試合に挑む。

試合終了後

以上、試合後レポートでした。

次節の日本体育大学戦は、10月15日(日)、日本体育大学健志台グラウンド。13:00キックオフを予定しております。観戦自由ですので是非グラウンドまでお越しください。また、InstagramやX(旧Twitter)で試合情報等のお知らせしておりますのでご確認ください。今後とも一橋ラグビー部の御支援・応援のほどよろしくお願い致します。

長い間お付き合いありがとうございました!次回のマネ日記もお楽しみに。