こんにちは。咲陽さんからバトンを受けた一年の浜口笙(はまぐちしょう）です。
当初、僕が個性の塊と思われていた原因は浪人期に伸ばしていた髪の毛だと思います。その時の髪の長さはラグビー部のプレイヤーの中ではまさるさんに次いで第2位でした。自分でもなんで伸ばしていたのかはよくわかりません。
初めて部日記を書くにあたって、少し僕の自己紹介をしようと思います。
僕は生まれも育ちも東京で、ラグビーは小学校5年生の時からやっています。ポディションはずっとFBかWTB、高校からは更にCTBをやっていました。
小さい時から背がそこそこ高かったので、将来はロックだなと周りによく言われていたんですが、結局小中高とラグビーをしてLOはおろか、まともにフォワードもやったことがありません。大学でもBKを続けていますが、一橋大学ラグビー部ではポディション事情からいずれBKの誰かがFWに転向になるらしいです。僕ではないといいのですが、、（FWが嫌というわけではないです。ただBKがやりたい！）
それはさておき、僕は冒頭にも触れた通り一橋大学に一浪して入学しました。現役の時は一橋なんて遠く及ばない学力でしたので一橋を受験したいたわけではないのですが、現役時の受験は散々な結果に終わり、浪人することとなりました。
浪人生というのは想像以上に孤独でした。僕はS予備校に通い、集団授業を受けて、クラスなるものも存在していたのですが、結局一年間予備校で新たな友達は一人もできなかったです。（これは僕に限らず浪人経験者あるあるです。）高校の時のクラスメイトがいたので彼らと話すことはあったけれど、日によっては家を出てから帰ってくるまで、昼ご飯の時に店員さんに注文する以外全く口を開かない日もありました。
とはいえ高校時代の部活がきつかったおかげ（？）で浪人自体はあんまり辛いと思いませんでした。受験が最終盤に近づくと少しメンタルも不安定になりましたが、世間でよくイメージされるような辛い経験は僕はあまりなかったです。友達がいないおかげで成績も順調に伸びていきました。（友達とは一年間で一度しか遊びませんでした。）
もしこれを見ている浪人生がいるならば、僕みたいに友達と遊ぶことを極力控えて頑張ることを勧めます。真面目にやれば浪人生であってもちゃんと成績は伸びるので諦めないで頑張ってください。そして是非一橋ラグビー部に来てください。
そんな感じでなんとか一橋大学に入学することができたのですが、浪人というものは恐ろしいもので体は異常に鈍ります。僕の経験を以下に書かせてもらうと、
入試の帰り道で突然足の痛みに襲われ、二週間ほど歩くのがしんどくなりましまた。
4月4日（入学式の２日後)、ラグビーの新歓で無理して走り回ったら肉離れをしました。（新入生で僕より早く怪我した人はいるのだろうか、、）
ラグビー部に正式に入部してからの2ヶ月くらいの間で左の5本の指全てを突き指しました。
僕は高校時代、ラグビー部の中でも体力には自信がある方だったのですが、新歓の時に混じって入ったフィットネストレーニングの時にはビリを独走しました。
まぁ要するに浪人するとびっくりするくらい体力も筋力もなくなるのです。（体重も6、7キロ減りました。）
長々と僕の浪人エピソードを語らせていただいたのですが、浪人して改めて実感したことがあります。それはラグビーの魅力です。
ラグビー経験者なら結構共感してもらえると思うんですけど、ラグビーはそもそもがキツいスポーツだし、体痛くてもプレーしなきゃならない時があったり、走るのがしんどかったり、時にラグビーが嫌になることがあります。だから練習が中止になれば嬉しいし、オフはすごく楽しみになります。
けど怪我をしてプレー出来なくなるなると無性にプレーしたくなります。これまでも怪我をする度にそう思ってきましたが、浪人して丸々一年ラグビーから離れるとその想いは余計に強く感じました。大学では他のスポーツを始めることも頭にはありましたが、結局僕はラグビーに惹かれてしまったのです。
ラグビーは僕の中で一番好きなスポーツです。キツいことも多いけど、その分魅力が詰まっていると思います。僕の同期、先輩には同じようにラグビーが好きな人達が集まっています。そういった環境でラグビーが出来ることは凄く光栄なことです。まだ僕の同級生の中にはそうした魅力を知っていながら、ラグビー部には入部していない人達がいます。今後、彼らともラグビー出来るようになればとても嬉しく思います。
ここまでご覧いただきありがとうございます。僕の今年の抱負として、あたり負けしない身体を作ることと、とにかくラグビースキルを磨きたいと思っています。
次に部日記を書いてくれるのは北九州からやってきた漢、悠仁（はるひと）です。その怖い風貌に反して、訛りが可愛く、時に優しさの垣間見えるところが彼のチャームポイントです。トライはゲットできても、女の子はゲットできないと嘆いています。きっと面白い部日記を書いてくれるでしょう。
次回も乞うご期待！！