受験生の皆さんこんにちは!これから一橋大学ラグビー部員の合格への道のりを何回にもわたってお伝えします!勉強の休憩に読んで参考にできることはぜひ参考にしてください!!今回は1年生の2人です!

唐澤愛珠(法学部、帰国子女、クパチーノ高校)
こんにちは。ラグビー部一年マネの唐澤です。
私が第一志望である一橋大学に合格できた道のりを記させて頂きます。
私の受験方法はかなり珍しいと思います。高校の三年間をアメリカのカリフォルニアで過ごしたため、私は一橋の帰国子女枠に出願致しました。私の合格体験記が皆さんの受験のお役に立つのか疑問ですが、もし見てくださったなら興味半分でお楽しみください。私の受験勉強期間は大きく①アメリカ在住中と②本帰国後の二つに分けられます。この二つの期間で勉強内容は大いに異なります。私はアメリカ生活の最後の半年間はずっと、出願書類の一つであるTOEFL ibtに費やしていました。このテストは120点が最高得点となっており、ネット上では国立大学に提出する得点として110点以上が目安だと書かれていますが、かなり余裕のある得点設定だと思います。私自身べストスコアは別として、100点にも満たない点数で提出していますし、他にも合格者の中でも似たような友達が何人もいます。TOEFL ibtは皆さんに馴染みのある英検と同じように何回も受験可能で、お金さえ注ぎ込めば納得のいくスコアまで到達するのは不可能ではありません。しかし、この勉強はかなりストレスフルだったのを約2年経った今でも鮮明に覚えています。皆さんも受験する機会がありましたらストレスで体調を崩さない程度に頑張ってください。
さて、以降は帰国後の勉強の話になります。6月に帰国し、それから半年間筆記試験(英語・小論文)と面接に向けた勉強が開始します。英語は一般生が受ける問題と同じものが出題されます。帰国子女と言っても満点が取れるわけでもなく、複雑な和訳の問題でたくさん悩まされました。しかし、最大の問題は小論文です。予備校では、小論文で最も重要である思考力を養うためにたくさんの本を読んでは小論を書く、というのを数えきれないほど繰り返しました。今思えば帰国後の受験勉強といえば、とにかく「読書」でした。様々な考え方を取り入れてあらゆる分野に問題意識を持つようになり、それが大学で何を学びたいか見つける道標にもなりました。面接ではそれを分かりやすく上手に講師陣の方々に伝えれば良いと思います。
以上が私の合格に至るまでの一年です。帰国子女受験について、役立ったかはさておき、詳細にまで知る機会は少ないと思いますので、話題に困った際の繋ぎの小話にでもしてください。

北律希人(社会学部、現役、国立高校)
部活の引退が決まったのは10月中旬だったのでそこまでは世界史の一問一答や英単語帳、古文単語帳等の基礎的な部分を固めていきました。周りが受験モードに入ってる中で部活を続けていた私は焦りまくっていたのですが短期的な目標〜長期的な目標を立てて今何やるべきかを可視化し把握することで焦らないようにしました。部活を引退してからは周りとの差を感じました。特に10月の一橋本番レベル模試は社会学部がD判定で過去問も手をつけられていませんでした。12月の駿台の共通テスト模試は7割と合格圏内には全くかかっていませんでした。そのためより一層やらなくてはいけず自分を奮い立たせました。共通テストは人生初の筆記テストであったのでとても緊張して二週間ほどお腹の調子が崩れ精神的にも肉体的にもとても辛かったです。共通テストが終わるとここから本格的に赤本に手をつけ始めましたがこれは他の受験生より遅いためここでも焦りを感じました。しかし、「自分は自分、他は他」と自分に言い聞かせ立てた予定に従って着々と勉強を進めていきました。私立は早慶、上智、明治と乱れ打ちをしましたが各校の対策をあまりできなかったため慶応補欠、明治合格と一橋受験者の中ではあまり振るわなかった方であると思います。
しかしここでも自分の目標は一橋合格であったため一橋に受かれば無問題と言い聞かせ本番まで勉強しました。本番当日世界史は予想していたところが見事的中し、うまくいきました。このようにやるべきこと、目標をまっすぐ見続けることで合格を勝ち取ることができたと思います。受験生の皆さんも辛い時も目標を見続けて頑張ってください。