こんにちは!一橋大ラグビー部1年の加藤晴也です。2日間にわたる共通テスト、本当にお疲れ様でした。ひとまず1つ目の大きな山を越えましたね。
 受験生の皆さんを応援する一橋大ラグビー部のこの企画、今回のテーマは、「共通テストの点数や判定の振り返り、そして共通テスト以降の過ごし方」です。

 それではさっそく、「共通テストの点数や判定の振り返り」からいきたいと思います。自己採点、本当にドキドキしますよね…。昨年の自分の点数・判定も振り返ってとのことですので、以下に掲載させていただきます。(共通テストの前身・センター試験の点数ですので、英語の形式が多少違いますが)

英語筆記 196
英語リスニング 46
数学1A 82
数学2B 82
国語 157
化学基礎 40
生物基礎 44
世界史B 94
日本史B 86

一橋大社会学部のセンターのみの判定 C (河合・駿台とも)

 微妙な結果ですね。社会学部の肝である理科基礎もたいして良くないし。
 自信を持って出願するなら、誰しもA判定やB判定が欲しいと思いますよね。実際昨年の自分も、判定や、現役時よりも点数が大きく下がったことでかなりの不安を感じました。

 しかし、一橋志望の方であれば、二次試験中心の勉強をしてきた方が多いと思いますので、共通テストの結果はあまり気にせずに出願するしかないのかなと思います。どの学部も二次試験の配点が非常に高いので、C判定やD判定の人にも逆転の目は十分にあります。背水の陣ではありますが、とにかくやるしかない良い状況ができたと思って追い込みをかけていきましょう。

 逆に、A判定やB判定の人でも全く気が抜けないということも言えると思います。アドバンテージは極めて小さい、ほとんど無いくらいの気持ちで、やるべきことをしっかりとこなしていくことが大切です。しかしそうは言っても、一次の結果が良いと、どこか自分の自覚していないところで気の緩みができてしまうことがどうしてもあるかもしれません。受験の怖いところです。自分も今思うと、現役の時センターでほとんどベストを出し尽くしたことでやや浮ついてしまったところがあったかなとも思います。対策としては、親や先生に、こまめに釘を刺す言葉を掛けてもらうようにお願いすることなどなんでしょうか…。第三者には意外に本人には見えていないことがよく見えているので。
 とにかく一橋の二次重視の配点は異常です。それを肝に命じておきましょう。他の二次重視の配点の大学を受ける方も、念には念を、といった意気で気を抜かずに二次試験に向けて対策を進めましょう。

 またこれからの1ヶ月ほどの時期は、勉強を頑張るのはもちろん大事なんですが、スケジュールの管理と体調の管理がとても大事です。体調はよく言われることですし、分かってるよという感じだと思いますが、スケジュール。受験はスケジュール命です。二次試験の出願、ホテル、前日や当日の移動なんかが主たるテーマです。私大を受験される方は、私大についても同じことが言えます。また、私大については、国公立の二次試験以前に合格発表や入学金振り込みの期限がある場合が多くあるので注意が必要です。自分が浪人生だった時には、自分が受験する全ての大学についてのこれらのスケジュールをまとめた1月〜3月のカレンダーを父が作ってくれたのですが、これが結構便利だったのでオススメです。どこの過去問をいつ解いておくなんてことも大事ですね。
 そんな手続きやスケジュール管理は親がやってくれるよ!という方もいらっしゃると思いますが、その場合であっても、自分がスケジュールを把握しておくこと、親がその手続きを済ませてくれたかどうかを確認することは非常に大切です。勉強以外の場面における失敗で受験を失敗してしまった…なんてことが起こらないように、勉強以外のことにも気を配っていきましょうね!

 以上で、自分に言えることはほとんど言い尽くしたと思います。長文になってしまい申し訳ありませんでしたが、少しでも受験生の方のお役に立てるよう、自分の経験を目一杯詰め込んだつもりです。レポートもこれくらい精を出して書けるといいんだがな…。(いけない、決して愚痴を言う場ではない!)
 また、箇所によっては浪人生目線であるとも思われます。もう1人このテーマを担当している小曽根は現役合格を果たしていますので、そちらの記事も是非参考にしていただければと思います。

 一次試験の形式変更に数年前から振り回され、COVID-19により引き起こされた未曾有の事態の中で受験に挑む皆さんは、紛れもない最強の世代です。このような状況の中頑張ってきた自分を褒めてあげて下さい。

 現役生の武器はやっぱり勢いと体力と学校に行けば仲間がいっぱいいることじゃないですか。受験を楽しむくらいの意気で最後の1ヶ月間頑張れると強いと思います。

 浪人生はただでさえ孤独や不安に苛まれることもあるのに、この1年は人と関わる機会も減り本当に大変だったと思います。そんな中でも前を向いて頑張っている浪人している同期や後輩の姿は胸にくるものがありました。例え模試や一次で点数がついてこなくても、実力は確実についているはずです。皆さんが最後まで自分を信じて、走り抜けることを願っています!
「砕け散った願いが 幾重にも折り重なって
 他よりも高くなった そのステージで今」
(ファンキー加藤提供、ももいろクローバーZ 『吼えろ』より引用)
 光り輝け!!and “stay gold”!!()

 以上、あまりファンキーじゃない加藤がお送りしました。次回のラグビー部の受験生応援企画もお楽しみに!

Godspeed. 幸運を祈ります。

(^-^)ノ Szia