
こんにちは!寒さがぐっと厳しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。1年マネージャーの岩﨑未来です。
今回は11月16日に行われました、関東大学対抗戦B第6節・上智大学戦の試合後レポートをお届けします。昨年度は惜しくも敗北という悔しい結果となった上智戦でしたが、今シーズンはその悔しさを糧に、日々の練習へと向き合い、準備を重ねてきました。これまでの努力を勝利へとつなげたい一戦となりました。
試合メンバーは以下の通りです。


試合は一橋大学グラウンドで行われました。当日の天候は日差しが強く、眩しいほどの快晴でした。13時に一橋大学のキックオフから試合が開始しました。
前半4分、一橋がノットリリースザボールの反則をし上智がペナルティゴールを選択。しかしここでは#14重村のゴールは決まらず、相手に先制点を与えないまま試合が進行しました。
前半14分、敵陣22mライン付近でのマイボールスクラムから、パスを右に展開し、#13山本がディフェンスをかわして縦に突進。そこでラックが形成され、さらに右に展開、その後もラックが何度か形成され、最後は右に展開し、#13山本が抜け出し、#14嵯峨へとパスを回し、右にトライ。難しい角度からのコンバージョンも#10松尾が成功。先制点を獲得することができました。【一橋7-0上智】


前半28分、上智がチャンスを掴みます。ハーフウェイライン付近で#2佐藤が大幅にゲインし、BKを中心に華麗なパス展開を見せます。最後は#13竹松がディフェンスをかわし、左にトライ。#14重村のコンバージョンは失敗。一橋がリードしたまま、試合は続きましたが、点数に動きはなく、一橋が2点リードという形で前半は終了となりました。【一橋7-5上智】
ハーフタイム中には、それぞれが再度言葉を掛け合い、互いの気持ちを引き締めながら、後半に向けて士気を高め合いました。

上智のキックオフで試合再開。後半4分、最初にトライを決めたのは上智。自陣22mライン付近でLOからモールが形成され、その後も押し込まれてしまい、ラックの連続攻撃から、そのまま#4伊藤の左中央トライを許してしまいました。#14重村のコンバージョンも成功。一橋はビハインドを背負っての展開となりました。【一橋7-12上智】
後半13分、一橋の反撃が始まります。FWとBKが一体となって敵陣まで攻め込み、相手の反則を誘い出し、敵陣5m付近でマイボールLOを獲得。そこでFWの見事なサインプレーが決まり、モールで押し込んで、#18牧野が左にトライ。#10松尾のコンバージョンは失敗。FWとBKが一体となって生み出したトライで、チーム全体の覇気が一段と高まりました。【一橋12-12上智】

終盤、自陣10mライン付近でできたラックから右に展開。#10松尾の見事なキックパスを#12内村がキャッチし大きくゲインしました。その後、FWとBKの連続攻撃が続き、相手のノックフォワードを誘い、敵陣22m付近でマイボールスクラムを獲得。そこから左に展開し、BKの縦への攻撃が続き、最後はボールを受け取った#6菊地が逆転トライ。コンバージョンゴールも#10松尾が成功させ、ここでノーサイドとなりました。【一橋19-12上智】



菊地組として挑む対抗戦はここまで激しい試合が続いてきました。成城戦での勝利に続き、今回の上智戦でもチームの確かな成長を示しながら連勝することができました。それぞれが日々積み上げてきた努力が確実に形となり、プレーの精度や連携、そして勝負所での集中力までもが一段と研ぎ澄まされた、そんな試合だったと思います。そして試合終盤には、その積み重ねが象徴されるように、主将・菊地が渾身のトライを決めるという胸を熱くするシーンが生まれました。あの瞬間こそ、菊地組が築いてきた結束と覚悟が結実した、まさに、このチームが積み上げてきたものを体現する瞬間でした。
しかし、戦いはまだ終わりではありません。次に待つのは最終戦である学習院戦。これまで積み上げてきた全てを証明する大一番です。さらに高い集中力でその日に向けた準備をしていく所存です。
次回、対抗戦第7節・学習院大学戦は11月30日(日)に一橋大学ラグビー場にて対戦いたします。13:00キックオフを予定しております。ホームで最終戦を迎えます。自由観戦となりますので、ご都合の合う方は是非グラウンドまでお越しください。また、InstagramやX(旧Twitter)で試合情報やYouTube配信についてお知らせしておりますのでご確認ください。
次回のマネ日記もお楽しみに!
