こんにちは、三年の榊原です。部日記の更新をかなり遅らせてしまいましたすみません。早急に書き上げなければという使命感のもと、現在授業を受けながら何を書こうか考えています。
練習後ということでとても眠いし頭が回りません。ということで寝ないためにも現在受けている授業の実況中継をしようと思います。この授業は毎週一橋卒の社長さんが来て講義をしてくれるのですが、今日の人は卒業後数年働いたのち仲間4人でコンサル会社を設立したらしいです。すばらしいですね。
僕も一橋に入学したら意識の高い仲間たちに囲まれて、将来は起業したりするのかなぁなんて考えていた時期もありました。しかし現実に待っていたのはラグビーばかりで勉強とはかけ離れた堕落した生活でした。まわりの部員たちもあの賢い一橋生とは思えないような人たちばかりです。この授業をいっしょに受けている部員も何人かいて、いま横のテーブルには先輩の二村さんとしんごさん、同期のちひろくんが座っているのですがみんなとても気持ちよさそうな顔で眠っています。ほほえましい寝顔ですが授業中ですよ。
授業にもどります。いまスタートアップの強みはピボット力だという話がされました。ピボットとは何ですか。頭のいい人はすぐ横文字を使おうとしますがなぜでしょうか。僕は英語が苦手なため社会に出るのが怖くて仕方ありません。ちょっと授業についていけなくなってきたのでここで僕も寝ようと思います。続きは授業後の僕に任せます。
授業後の榊原です。ここからはラグビーについて話したいと思います。まず言いたいのは、世界で最もかっこいいスポーツがラグビーだということです。世にはサッカーだとかバスケをしている人がモテるという風潮がありますが、僕が言いたいのはそういうことではありません。ラグビーがかっこいいたる所以は、チームの勝利のために我が身を犠牲にするという競技性にあります。ラグビーはコンタクトスポーツであって、もちろんタックルは痛いし怪我するかもしれないし、相手がでかいと少し躊躇することもあります。けど自分一人のタックルミスや怠慢がチームの敗北につながってしまうため、ディフェンスシステムの一つの歯車としての使命感を持って果敢にタックルに行くのです。かっこいいですね。
また、現代ラグビーではアタックの戦術としてポッドシステムが広く取り入れられています。ラグビーというスポーツは相手のディフェンスの空いたスペースにボールを運ぶことでアタックします。けれどポッドシステムのなかでは、FWの選手は全く穴のない相手ディフェンスの壁に突っ込むことが多いです。力業で突破できることもありますが、ディフェンスのそろったところを抜けるのは至難の業です。ならばそれは無謀で意味のないことのように思えますが、これは次のアタックの布石となっています。ポッドの選手は、チームのアタックプランを遂行するため、ディフェンスの壁に激しくその身をぶつけに行くのです。かっこいいですね。
ラグビーは、それぞれの選手がそれぞれの役割を持って体を張り続けるとても熱くてかっこいい漢のスポーツです。
ラグビーはかっこいいだけでなく、プレーしていてとても面白いです。僕は小学校、中学校と野球をしていたのですが、野球は投げる場所や走る場所などが基本的に決まっているし、1プレーごとに区切りもあるため考えることが少ないです。打てたら楽しいのですが、打てなかったら全く楽しくありません。それに対してラグビーは、プレーが連続的で自由度も高いため常に考えて動かなければなりません。また、チームの勝利に貢献できることは無限にあるのでトライできなくても楽しいです。
最近は心の底からラグビーを楽しいと感じます。高校の頃は顧問の先生に言われたことをやって、何も考えずにボールを持って走っていました。けど大学では戦術の幅が広がり、しっかりとした意図を持ったプレーを心掛けるようになりました。一気に考えることが増えてもはや別の競技のように感じます。でも試行錯誤するのは楽しいし、それがうまくいったときはめちゃくちゃうれしいです。
まだまだ理想に体が追い付かないしフィジカルも足りていません。残り二年間、精進してまいります。
最後に、僕が最近見たNetflixおすすめ作品をご紹介します。それは「サンクチュアリ-聖域-」というもので、ヤンキー上がりのお相撲さんのお話です。なんと舞台があの大都会北九州です。熱い漢の物語ですのでぜひご覧ください。
なぜ僕がこの作品を見たかというと、以前同期のかずま君が僕におすすめしてくれたのを思い出したからです。かずま君がこれを見ているかはわかりませんがとても面白かったです、またいいのがあったら教えてね。あとラグビーして一緒にかっこいい漢を目指そう。
まだ書きたいことはいっぱいありますが、早くアップしないと怒られてしまうのでこの辺で終わりたいと思います。
次は新二年生にバトンを渡します。最初は関西が生んだお笑いモンスター、三添君です。きっと捧腹絶倒させてくれる部日記を書いてくれることでしょう。